企業年金は
企業が従業員の福利厚生のために
任意で設けるもので、
国民年金や厚生年金に上乗せして支払われる。
日本生命は
将来の支払額を保証する確定給付型企業年金で
予定利率を21年ぶりに
2023年4月に1.25%から0.50%に
引き下げる。
引き下げの背景には長引く
低金利による運用難がある。
2025年に導入される資本規制では、
実際の市場金利より高い予定利回りを約束している場合、
負債が膨らみやすくなるため
予定利率引き下げる必要があった。
利率が下がると、
将来受け取りが期待される金額も低くなる。
2021年10月に
すでに予定利率を引き下げており、
他の生保各社にも動きが広がることが予想される。
(日本経済新聞 参照)