2021年1月26日、
世界最大の資産運用会社である米ブラックロックの
ラリー・フィンク最高経営責任者(CEO)は、
温暖化ガス排出量を差し引きゼロにする「ネットゼロ経済」対応の
事業戦略を開示するよう、
投資先企業に求めると発表した。
開示や対策が不十分な企業に対しては、
株主総会で取締役に反対票を投じる可能性がある。
日本企業も対応を迫られrことが予想される。
2020年12月末時点の運用残高が8兆6800億ドル(約900兆円)
と世界の主要な資産運用会社の中で最も大きい。
日本企業の主要株主にも名を連ねており、
株主総会における議決権行使の影響力は年々高まっている。
東京電力HDなど、日本企業の中にも脱炭素に取り組んでいる
企業が数多くある。
ブラックロックに投資をしてもらいたい。
(日本経済新聞 2021年1月27日 電子版 参照)