2021年3月1日、
ZホールディングスとLINEは経営統合した。
楽天に迫る規模になった。
まずは、
2022年にキャッシュレス決済を統一するなど
国内の足場を固める計画である。
そして、
人工知能(AI)開発を中心に5年で5000億円を投資し、
東南アジアに照準を定める。
新生ZHDは
日本・アジアから世界をリードするAIテックカンパニーを目指す
のである。
国内で足場を固めてLINEが強い東南アジアで事業を展開する。
2023年度の売上高は2兆円、営業利益は2250億円を目標に掲げる。
ただ海外では米中テック企業が競合となり、
ZHDとLINEの合計時価総額は
グーグル親会社アルファベットと約30倍もの差がある。
技術やサービスで先行する海外の
巨大IT企業に対抗するには
ソフトバンクグループとの連携が必要となるだろう。
(日本経済新聞 2021年3月2日 朝刊 参照)