東証1部上場企業の
2021年4~6月期決算の集計で、
最終的な利益を示す純利益が6・8兆円となり、
新型コロナ禍前の2019年同期と比べて
26・8%増えた。
欧米などの外需を取り込んだ製造業が
全体を引っ張った格好だが、
旅行やレジャーを含むサービス業は低迷し、
明暗が分かれた。
東証1部の3月期決算企業1334社(金融を除く)のうち、
5日までに発表した795社(対象の59・6%)をSMBC日興証券が集計した。
2019年同期と比べ、
売上高は83・2兆円で2・8%減、
本業のもうけを示す営業利益は7・0兆円で
14・1%増だった。
世界で
経済活動が停滞した前年同期と比べると、
売上高は26・9%増、
営業利益は4・6倍、
純利益は6・7倍に増えた。
決算が黒字であっても株価が下落した
企業もあった。
株価の上昇を気長に待ちたいと思う。
(朝日新聞 参照)