新型コロナウイルスによる経済危機を防ぐため、
実体経済は回復していないにもかかわらず、
投資マネーが様々な実物資産に流れ込んでいる。
いびつなマネーの流れは過去の教訓から
どうしてもバブルを想起させられてしまう。
レイ・ダリオ氏は
足元のバブル指数を77%と見積もる。
危険度は高いが100%だった米大恐慌直前や
ITバブルに比べればまだ余地はある。
一方、バフェット指数によると
186%に達しITバブルやリーマン危機を大きく上回る。
米国の住宅価格を示す指数も住宅バブルと言われた
リーマン危機前の水準を上回ってきた。
ポートフォリオを暴騰と暴落
両方に対応できるように組んでいる。
騰がれば利確するし、下がれば難平買いするつもりである。
日々の変動を注視しておこうと思う。
(日本経済新聞 2021年3月7日 朝刊 参照)