脱炭素で化石燃料への投資が滞るなか、
経済活動が再開したことで
エネルギー需要が回復し需給が引き締まった。
脱炭素の流れを受け、
アジアで石炭よりも低炭素な
需要が急拡大している。
2021年には
中国の輸入量が日本を上回り、
世界最大の輸入国になる見通しである。
韓国なども調達を増やし、
取引価格が高騰した。
日本のエネルギー企業が在庫リスクを
嫌って調達量を減らせば、
冬場の冷え込み次第では
電力供給が不安定化しかねず、
警戒が高まる。
岸田新政権にはエネルギーの安定供給
を厳守してもらいたい。
(日本経済新聞 参照)