資本金1億円に減資

ジャパンディスプレイ

2022年3月26日の臨時株主総会で、

資本金を1億円に減資する議案

可決された。
資本金約2151億円と

資本準備金約246億円を

その他資本剰余金に振り替え、

約2881億円の累積損失を解消する

減資の効力発生日は3月31日である。
同時に3月4日付で

新株予約権が行使されたことに伴い、

資本金および資本準備金の額が

各55億4000万円増加したため、

同額分を合わせて減少し、

その減少額全額をその他資本剰余金に振り替える。
資本金1億円以下の法人は税務上では

中小企業と扱われ、

一定の優遇措置も受けられる。

これで、

経営再建中のJDIも

一定の目途がついたと考えられる。

2022年4月からの新市場区分での株価に

期待したいと思う。

(ロイター 参照)

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