川崎重工業は、
オートバイを製造・販売する部門と
新幹線や電車の車両の製造を手がける部門を、
本社から切り離して分社化する方針を発表した。
新型コロナウイルスの影響で、海外での販売が伸び
悩んでいることから組織再編に踏み切ることになった。
そして、環境規制への対応などで他社との連携を強化するのである。
また、中国勢などと厳しい競争に直面している造船部門を
プラント部門に統合する方針も明らかした。
その他に、業界関係各社との連携に機動的かつ柔軟に取り組み、
川重が手掛ける航空宇宙システム事業の生産技術・品質管理手法を車両事業へ
と取り入れ、生産技術や品質管理の高度化、コスト競争力の向上により、
堅調な鉄道関連事業を取り込んで行く計画を打ち出している。
分社化を発表したためか川崎重工業の株価は11月2日、
アメリカの大統領選の後の恒例の株価上昇に乗って
欲しいと思う。
(NHK ヤフーニュース 電子版 参照)