3Dプリンターを使った車製造を急いでいる。
脱炭素の流れのなかで車の電動化に伴い
重くなる車両を軽くする必要に迫られているからだ。
先行する欧州メーカーは試作だけでなく、
市販車への活用を始めている。
そして、
人工知能(AI)で金属を加工する技術を
2021年度にも実用化する。
金属粉を立体的な形状に加工する3Dプリンターに載せたAIが、
作業時の異常を検知して修正する。
異常を9割以上減らせ、
航空機や自動車に使う複雑な形状の部品を効率的に
生産できるようにする。
未来の産業は劇的に変化するだろう。
非常に楽しみである。
(日本経済新聞 2021年4月8日 電子版 参照)