オーストラリアのダットン国防相は
台湾有事の際に米国を支援する姿勢を
明確にした。
中国に対する
豪州の強硬姿勢を改めて示した形で、
外国による台湾問題への介入に
警戒を強める中国からの反発は必至である。
バイデン米大統領は2021年10月に、
公の場で米国の台湾防衛の義務に言及した。
豪州は日本、米国、インドとの枠組み
Quad(クアッド)に参加するほか、
9月には米英と共に安全保障協力の枠組み
AUKUS(オーカス)を創設した。
米英の支援を受けて原子力潜水艦を
配備することを決めるなど、
中国を抑止する姿勢を強めている。
(日本経済新聞 電子版)