インターネットバンキングを使わない顧客から手数料を徴収する。
手数料の対象となるのは2021年4月以降に口座を開設する
18歳から74歳の顧客である。
ネットバンキングを利用せず、2年以上入出金がなく残高が1万円未満の場合に
年間1100円を徴収する。
また、紙の通帳を発行する際にも年間550円の手数料を取る。
インターネットバンキングを普及させるのが目的である。
三井住友銀は
口座を開設した全ての顧客に対し、ネットバンキングのサービスを
提供している。
ただ、利用にはサービスを始めるための手続きが必要で、
この手続きが済んでいない顧客が手数料の対象になるみたいである。
2年間に1度でも窓口やATMで入出金をすれば、手数料はかからない。
顧客がネットバンキングを活用し、支店を訪れる機会が減れば、
新型コロナウイルスの感染リスクを低下させることができるし、
銀行側の運営コストも軽減でき、一挙両得である。
ふと思ったが、
三井住友銀行のインターネットバンキングだけ手続きをしていなかった
ことに気づいた。
便利なところにATMがあったからだと思う。
口座を持っている他行はすべてネットバンキングの手続きを終えている。
この機会に手続きをしようと思う。
(日本経済新聞 2020年10月7日 電子版 参照)