処理水放出設備をめぐり、
原子力規制委員会の審査が終了しつつある。
規制委は2022年5月にも、
事実上の合格証である審査書案をとりまとめ
早ければ6月にも正式に合格となる。
処理水は
原子炉建屋などを通過して汚染した雨水などを
敷地内の装置で浄化したものである。
トリチウム濃度を
世界保健機関(WHO)が定める
飲料水基準の7分の1程度にまで処理し、
原発の敷地内から
海底トンネルを通して放出する。
廃炉作業を円滑に進めるには
処理水の問題を解決しなければならない。
(日本経済新聞 参照)