2023年10月23日、
サワイグループホールディングス(GHD)傘下で
後発薬大手の沢井製薬は、
九州工場で製造する
厚生労働省に提出した承認書とは異なる方法で
品質試験をしていたと発表した。
後発薬業界では品質を巡る不正が相次いでいる。
2020年12月には小林化工が、
品質不正を受けて後発薬事業から撤退し、
生産・物流拠点をサワイGHDが引き継いでいた。
2021年3月には日医工が業務停止命令を受けた。
大手である沢井製薬の供給が停滞すれば、
後発薬の不足にさらに拍車がかかる可能性がある。
サワイグループホールディングスの株価は
暴落している。
(日本経済新聞 参照)