2021年6月13日
東芝は臨時取締役会を開いた。
6月10日に公表された報告書では、
2020年7月の総会で、
物言う株主の権利行使を妨げようと
不当な影響を与えたと指摘。
問題の原因の一端として、
東芝監査委員会の機能不全を挙げた。
そして、
東芝は、
6月25日の定時株主総会に提案する取締役選任案を変更し、
再任の取締役候補に挙げていた社外取締役の太田順司氏と山内卓氏が
退任すると発表した。
2人は、
同じく10日に公表された外部調査の報告書で、
2020年の定時株主総会を巡る社内調査での振る舞いなどが
問題視されていた。
豊原正恭副社長と加茂正治常務の執行役2人も退任する。
(読売新聞 共同通信社 参照)