人工知能(AI)で金属を加工する技術。

3Dプリンターは切削や金型による鋳造といった従来手法では

難しかった形状にも対応でき、欧米で市場が拡大している。

そこで、

三菱重工業人工知能(AI)で金属を加工する技術を

2021年度にも実用化する方針である。

金属粉を立体的な形状に加工する3Dプリンターに載せたAIが、

作業時の異常を検知して修正する。

AIだと異常を9割以上減らせ、航空機や自動車に使う複雑な形状の部品を

効率的に生産できるようになる。

 

新エネルギー・産業技術総合開発機構NEDO)は

2030年に金属3Dプリンターの市場規模が約6500億円

と2017年の5倍になると予想している。

 

AIがどんどん未来の産業構造を生み出している。

期待が持てる技術である。

日本経済新聞 2020年10月22日 朝刊 参照)