2021年11月2日、
日本製鉄は、
2022年3月期の
連結最終損益(国際会計基準)が
5200億円の黒字(前期は324億円の赤字)
になる見込みだと
発表した。
従来予想を1500億円上回る。
鋼材の値上げが寄与し、
原料高などの影響を補う。
日本製鉄が
特許侵害でトヨタ自動車を提訴したことも
興味がある。
日鉄が特許を侵害されたと主張するのは、
ハイブリッド車(HV)など電動車の性能を
左右する電磁鋼板である。
脱炭素に対応した製鉄技術の開発には
5兆円規模の資金が必要になるのだから
日鉄も特許侵害を主張しない訳には
いかないだろう。
今後も注目したい企業である。
(日本経済新聞 参照)